ToC
最近、sakuraのレンタルサーバーを使いだしました。 使いやすくするためにちょこちょこと設定を入れたことで、ずいぶん使いやすくなりました。 4つの小ネタを一気に紹介します。
csh から bash に変更
ターミナルでの作業は、最近はbashがほとんどなので最初は”なにごと”かと思いました。 標準シェルがcshなんですね。
# 利用可能なシェルの一覧を表示
cat /etc/shells
# bashを標準Shellに設定
chsh -s /usr/local/bin/bash
# パスワード要求後に入力すればOK
ターミナルを閉じて再度ログインすれば、日頃利用しているbashになりました。
.bashrcの設定
文字コードが、EUCだったものをUTF-8に変更しました。 また、いくつかのエイリアスを設定して、ターミナルが見やすくなるように変更しました。 本当にちょっとした変更で、結構使いやすくなりますね。
export LANG=ja_JP.UTF-8
# User specific aliases and functions
alias rm='rm -i'
alias mv='mv -i'
alias ls='ls -G'
export PS1="\e[1;32m\][\u@\h \W]\\$\[\e[m\] "
.vimrcの設定
なんかviの動きがちょっとおかしいぞ、、、ということがなんどか発生したので少し
メンテナンスしました。項目はあるので、インターネットでちょこちょこ調べて
とりあえずのところでこんな感じです。
ちなみに個人的に一番気に入っている設定は、<backspace>
キーがうまいこと
動くようになる設定です。
Vim 設定ガイドに詳しく説明されています。
set nobackup
set hidden
set showcmd
set visualbell
set showmatch
set laststatus=2
set tabstop=2
set shiftwidth=2
set ignorecase
set wrapscan
set backspace=2
Password認証から鍵認証に変更
毎回Password認証するのは、セキュリティ上もあまり好ましくないこととそもそも面倒くさいので 鍵認証に変更しました。 鍵認証に変更するには、下記のステップを追って実施すれば良いだけです。
- クライアント(私の場合はMac)に秘密鍵と公開鍵を作成する
- sakuraのサーバーに公開鍵を配置
- 公開鍵のパーミッションを変更
- 鍵認証を利用してSSH接続
クライアントに鍵を準備
RSAの1024bitsの鍵とかを使っていたりすると、セキュリティ上の問題に繋がる可能性もあるので 作り直します。 詳しい説明は、お前らのSSH Keysの作り方は間違っているあたりに説明されています。 下記のコマンドで公開鍵と秘密鍵が作成されます。
ssh-keygen -t rsa -b 4096 -f {ファイルパス}/id_rsa
sakuraのサーバーに公開鍵を配置
scpを利用して、公開鍵をsakuraのサーバーに送信します。 ファイル名を authorized_keys
に変更しておきます。
scp {ファイルパス}/id_rsa.pub {Server名}:/{homeディレクトリ}/.ssh/authorized_keys
公開鍵のパーミッションを変更
サーバー上に配置した authorized_keys
ファイルのパーミッションを600に変更します。
鍵認証を利用してSSH接続
SSH接続時に秘密鍵を指定して接続します。 パスワードを確認されることなく、SSH接続が 可能になるはずです。
ssh {ユーザー名}@{Server名} -i {ファイルパス}/id_rsa
参照
[amazon_link asins=‘4873112540,4774124818,4774147958,4774143960,B00P7SKB40’ template=‘ProductCarousel’ store=‘lunalab-22’ marketplace=‘JP’ link_id=‘27ed34be-a03f-11e7-8966-cfc391b51089’]